UwView Pro の操作を、閲覧・検索(View License)と編集(Edit Upgrade)に分けてまとめた操作ガイドです。無料版と共通の基本操作は ヘルプ を、購入・価格は 製品ページ をご覧ください。
▶ 1分でわかる基本操作(瞬時オープン・検索・色分けハイライト・矩形保存)
1. ライセンスの登録(アクティベート)
購入・試用すると Polar からライセンスキーが届きます。種類は3つです。
| キー | 種類 | 有効になる機能 |
|---|---|---|
UVP-… |
View License | 閲覧・検索・アーカイブの全 Pro 機能 |
UVPE-… |
Edit Upgrade | View に非破壊編集を追加(View キーと併用) |
UVPT-… |
14日試用 | View+Edit の全機能(発行から14日で失効) |
アプリの [設定]→[ライセンス] にキーを貼り付けて登録します。Edit Upgrade は View License への追加ライセンスのため、編集込みで使うには UVP-… と UVPE-… の2つ(または試用キー1つ)を登録します。
2. 開く・見る
- 開いた瞬間から全域を閲覧できます。 索引はバックグラウンドで作られ、完成すると行番号が付きます(構築中はページモード=
50%のような割合ジャンプ)。 - 初回オープン時に索引と圧縮キャッシュを
.uwvz(1ファイル)として保存します。2回目以降は行番号付きで瞬時(実測 0.02〜0.07秒)に開きます。 - 複数ファイルはタブで切替。ドラッグ&ドロップ・複数選択・セッション復元(前回のファイル群を再オープン)に対応します。
- 文字コードは自動判定(UTF-8 / Shift-JIS / EUC-JP / UTF-16)。ツールバーで手動切替もできます(索引の作り直しなし)。
- 長い行は横スクロールで最後まで読めます(横バー・横スワイプ・Shift+ホイール・
←/→。行番号は左固定)。
3. 検索の基本
- 文字列(literal)/正規表現。ヒットは本文でハイライトされ、ミニマップに分布表示(クリックでジャンプ)。
- 検索が終わると結果一覧ポップアップが開きます。ダブルクリック/Enter で本文へジャンプ。前後±N行の文脈は Pro では N を自由に指定できます。
- 結果は別ファイルへ保存できます(行番号の有無を選択。v1.5.0 からは「1行目をヘッダーに」「前後±N行も保存」も選べ、前回の指定を記憶します)。
- 検索履歴のオートコンプリートと、よく使う検索の「★」保存(定義済みフィルタ)が使えます。
絞り込みオプション(結果ポップアップの絞り込みバー・v1.5.0〜): Regex/大小無視/単語一致(ERROR と ERROR_RETRY を区別)/含まない(その語を含む行を除外。2段目以降で使用)。
4. 多段階検索(Drill-down・v1.3〜)

検索結果を、別の語でさらに絞り込む機能です(grep -C N w1 | grep w2 | grep w3 のGUI化)。
- 通常の検索をすると Tab1 に結果が出ます。
- 絞り込みバーに次の語を入れて「絞り込む」→ 前段の±N文脈の中だけを再検索した 新しいタブ が増えます(最大8段)。
- タブには
語 (件数)が表示され、±N は段ごとに独立(途中は±1で締め、最終段だけ±10に広げる、という使い方ができます)。 - 2段目以降は前段の範囲だけを見るので即時です。
実例: 51GB・8.9億行で「東京 94,979 → 練馬 184 → 埼玉 54」。詳しくは紹介記事。
5. シーケンシャル検索(Sequence・v1.3〜)

同じタブUIのモードを「シーケンシャル」に切り替えると、w1→w2→w3 がこの順で現れる流れだけを検出します(ログの「ログイン→タイムアウト→再起動」のような順序の調査に)。
- 途中でより前の語が再登場したら、そこから数え直します(残るのは割り込みのない素直な流れだけ)。
- 結果の右クリック [履歴(絞り込みの経路)] で、その流れを構成した各語の行位置が一覧され、どの行へもジャンプできます。
- 各段の所要時間は全文検索と同等です(多段階のような即時性はありません)。
詳しくは紹介記事。
6. 頻度集計(Tally・v1.5.0〜)
検索結果の上の集計バーに正規表現を入れて「集計」を押すと、ヒット行に式を当てて第1キャプチャ群の値を数え、件数・構成比の降順ランキングを表示します(sort | uniq -c | sort -rn 相当)。
- 例:
k="([^"]+)"→ タグ名のランキング。上位N(既定20)・CSV保存対応。 - 行をクリックすると、その値だけの段へ降りられます(集計→絞り込みの往復)。
- 1行につき同じ値は1回のカウントです。詳しくは紹介記事。
7. 色分けハイライタ・矩形選択
- 色分けハイライタ: 複数パターンを常時多色着色。32色パレット・名前付きセット保存・
.uwvhl書き出し・業種別プリセット同梱。語を選んで右クリック→色スウォッチで即着色。 - 矩形選択・矩形コピー(Pro): ツールバーの「矩形選択」を ON にしてからドラッグすると、矩形範囲を選択できます(単クリックは従来動作のまま。編集モードでは Alt+ドラッグ)。固定幅ログの“縦の列だけ”をコピー・保存でき、ドラッグ中に画面端で自動スクロールするので数百万行の縦長矩形も作れます。
8. アーカイブ運用(.uwvz)
.uwvz は索引+圧縮キャッシュの単一ファイルです(元の約1/9サイズ・ブロックごとに checksum 保護)。
- 元ファイルを削除しても、
.uwvzだけでそのまま開けます(スタンドアロンモード。ピッカー/D&D で.uwvzを直接指定)。 - 保管棚の巨大ログを 1/9 で持ち続け、必要なときだけ瞬時に開く——という運用ができます。
9. 編集する — Edit Upgrade(UVPE・v1.4.0〜)

Edit Upgrade を登録すると「編集」ボタンが現れ、元ファイルを一切書き換えない非破壊編集ができます。
- 置換: 置換バーから「置換して次へ」「すべて置換」「ヒット行を削除」。一括置換は実行前に件数を確認し、Undo 1回で全体を巻き戻せます。実測: 10GB・1億行で 21,994箇所の一括置換が16.8秒(計測記事)。
- 差分ファイル(.ewvz): 修正はすべて
対象.ewvzに蓄積されます(1億行の置換でも数MB)。原本と.uwvzはそのまま。 - 中断・再開: 途中で閉じて、翌日続きから再開できます。前回までの編集にも Undo/Redo が効きます。
- 保存: 確定するときは編集結果を新しい
.uwvzまたはテキストとして書き出します。

10. その他
- ブックマーク: 任意行をトグル・前後ジャンプ・ミニマップに青表示。
- UI 日英切替・全OS同一描画(Windows / macOS / Linux)。
11. 既知の制限
- 1行の表示は先頭 8,192文字まで(以降は
…(省略)。速度優先の仕様です。横スクロールで8,192文字までは読めます)。 - 改行は LF / CRLF が対象(CR 単独は未対応)。主対象の文字コードは UTF-8 / Shift-JIS / EUC-JP。
- 編集(Edit Upgrade)の対象は
.uwvz化したファイルです(プレーンテキストは開いた時点で自動的に.uwvz化されます)。 - リアルタイム Tail(
tail -f相当の追尾表示)は Pro にはありません。 追記を追いかける機能は無料版 UwView にあります。Pro は編集を差分ファイル(.ewvz)で管理する都合上、原本が書き換わり続ける状態と相性が悪いため搭載していません。書き込み中のログを追いかけたいときは無料版を、開き直して最新まで読むだけなら Pro でも行えます。
12. 困ったときは
サポート へどうぞ。機能要望は GitHub Issues で受け付けています。
機能別の詳しい記事
- 多段階検索 — 9万件を2回の絞り込みで54件に
- シーケンシャル検索 — 「東京→横浜→中町」の順に現れる場所だけを探す
- 頻度集計 —
sort | uniq -cをGUIに - 1億行の一括置換 16.8秒 — Edit Upgrade の実測
- klogg と正直に比べてみた — 全機能比較表
開発者より: アプリ・Kindle本・オープンソースの一覧は GitHub: amru195704 にまとめています。